-
能力で人を分けなくなる日 / 最首悟
¥1,540
新本 最首悟 著 創元社 2024 本書は、著者の第4子で重度の知的障害者である星子さんとの暮らしや、津久井やまゆり園事件の犯人「植松青年」との手紙のやりとり、また1977年から通った水俣の地と水俣病などについて、10代の3人の若者に語った記録である。能力主義と優生思想、人とのかかわり、個・自立・責任、差別、脳死、人の生死といのち……などをめぐって話しあい、いのちに価値づけはできるのか、「共に生きる」とはどういうことかを考える。
-
小津安二郎全発言 1933~1945
¥4,000
古本 小津安二郎 著、田中眞澄 編 泰流社 1987 初版第1刷 本体背天少ヨレ、カバースソテープ貼り後、小口シミヨゴレ(写真)
-
被災物 モノ語りは増殖する
¥3,850
新本 かたばみ書房 2024 姜信子、川内宏泰、志賀理江子、川島秀一、川内明美、東琢磨、被災物ワークショップ参加者 宮城県気仙沼市のリアスアーク美術館には、東日本大震災の被災物が展示されています。被災物は、単に「破壊された物体」ではなく、それらが使われていた震災以前の暮らしや日常、被災者が抱える思いの記憶です。日常の中にあったころの気配を残す一つ一つの被災物に宿る記憶の"モノ語り"をとおして、他者の記憶を共有し、継承し、命を繋いでいく。このささやかなモノたちが語る記憶に応答する試みが収められています。 姜信子さんによるワークショップの記録、志賀理江子さんによる撮り下ろし写真を収録。
-
やさしさを教えてほしい / 谷川俊太郎
¥2,800
古本 谷川俊太郎 著 朝日出版社 1981 カバースレ、三方シミ
-
忘れられない日本人 民話を語る人たち
¥3,520
新本 小野和子 著 PUMPQUAKES 2024 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 東北の海辺の町や山の村で、民話を聞き訪ねて50年が経つ。 「訪う」「訪なわれる」ということは、本来、どこかで互いの殻を破ろうとする行為であったに違いない。そして、破った殻を脱ぎ捨てたときに、その前よりは「幸福」になった世界へと、お互いの身が高まったのではないだろうか ―― 小野和子 前作『あいたくて ききたくて 旅にでる』(PUMPQUAKES/2019年)が累計1万部突破し、同作で「鉄犬ヘテロトピア文学賞」「梅棹忠夫 旅と探検文学賞」を受賞した民話採訪者・小野和子による第二作目の著書。 著者に「民話」を託したそれぞれの語り手の、厳しくも豊かな生のおもしろさ。果てしない知性を宿した「忘れられない日本人」たちの、生きた姿を伝える。
-
だめ連の資本主義よりたのしく生きる
¥2,860
新本 神長恒一、ペペ長谷川 著 現代書館 2024 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【内容】 資本主義で「ファイア」するのではない。 オルタナティブに生きて、資本主義を「ファイア」するのだ! いまこそ、「だめ連」の話を聞いてみたくなった。 1992年、早稲田大学を卒業後、大手百貨店に就職したものの10か月で「引退」した神長さんと、神長さんと同級生であるものの留年を重ねていたペペさんは「だめ連」を結成。生産性というモノサシで人がはかられる資本主義社会を問題とし、社会の変革とオルタナティブな生き方を提唱。以降、おもに路上を舞台に交流・トーク・イベント・諸活動路線で活動。「どんな人生、社会がいいのか?」を人びとと語りあいつながりながら、労働と消費中心でない生き方を実践してきた。 あれから30年。テクノロジーはめざましく進歩し、便利で安心で安全な世の中を生きている気になっていた。なのに、生きづらさを訴える人たちが増え、「勝ち組・負け組」の競争社会が激化してしまった。挙げ句の果てに、どうでもいいような仕事の増加、サービスのためのサービス、危機的な気候変動、見えすぎる未来によって締めつけられる現在、といったありさま。やりたい放題の資本主義というシステム。どうしてこんなことになってしまったのか、どうやって生きていくのいいのか。多くの人がもがいている。 そんななか、中国では「寝そべり族」が、アメリカでは「アンチワーク」を訴える人たちが登場。こんな社会で働きたくも消費したくもないと、資本主義に対してボイコットしている……。もうだめ連しかないでしょう! 本書では、だめ連30年の活動を振り返りつつ、行きすぎた資本主義に対して、あまり働かない人生、生きている実感のある人生、たのしんでもいい人生、集いのある人生、爆笑のある人生、交流のある人生、つまりオルタナティブな生き方をぞんぶんに語りあってもらいました。 だが、軽い気持ちではじまった「トーク」は、鼎談も合わせると、な、な、なんと、50時間! 雑談あり、重要なテーマあり、爆笑ありの大著となってしまいました。 人間解放。熱くレヴォリューション? 交流無限大、っつうねえ。 グッ、ヒャヒャヒャヒャ(爆笑)。 もくじ はじめに その1 生きる、暮らす 仕事と人生 食のよろこびを取り戻す 住む、暮らす その2 遊ぶ 交流・トーク 表現をする 自然の中で遊ぶ 旅と合宿 お祭りとレイヴ その3 アクティビズム デモ さまざまなアクション オルタナティブ・スペース イベント インディーズメディア その4 交流・トーク だめと思われたくないプレッシャーと優越感からの解放! 大座談会 孤立と居場所、その他諸問題をめぐって 鼎談1 酒井隆史+栗原康+神長恒一 資本主義の外への想像力と生の躍動 鼎談2 雨宮処凛+松本哉+神長恒一 好き勝手にたのしく生きる! あとがきにかえて 対談収録について 神長恒一(かみなが・こういち) 無職、フリーター生活30年。 だめ連。そのほかいろいろ活動。 子どもの頃は、カエルや虫を捕るのが好きだった。 あんまり働かず、寝るのと遊ぶのが好き。 週末は、オルタナティブなイベントに行って交流しがち。 ペペ長谷川(ぺぺ・はせがわ) バイト暮らし30年。
-
飲めや歌えやイスタンブール / 斎藤完
¥1,200
古本 斎藤 完 著 音楽之友社 2002年第1刷 カバー少ヤケヨゴレ、天小口少シミ
-
その世とこの世/ 谷川俊太郎 ブレイディみかこ
¥1,760
新本 谷川俊太郎 ブレイディみかこ 著 奥村門土 絵 2023 第一刷 以下、出版社より いまここの向こうの「その世」に目を凝らす詩人と、「この世」の地べたから世界を見つめるライターが、1年半にわたり詩と手紙を交わした。東京とブライトン、老いや介護、各々の暮らしを背景に、言葉のほとりで文字を探る。奥村門土(モンドくん)描きおろしイラストを加えての、三世代異種表現コラボレーション。
-
骨折映画館 〈死闘編〉〈平成頂上作戦〉
¥2,200
新本 田口フミヒト、小林ヤスタカ、今野オサム リクロ舎 2021 40にして生まれてはじめて骨折し、療養中暇つぶしにほぼ予備知識ゼロの状態で映画鑑賞を始めた円盤店主・田口さん。黒沢も、小津も観たことのない田口さんが集中的に、手繰り寄せるように観た日本映画の名作を、予備知識を完全にシャットアウトして自身が感じたままに書き綴った極私的映画評。 元々2冊のzineとして出版されたものに平成映画編「平成頂上作戦」を追加収録。
-
苦海浄土 わが水俣病 / 石牟礼道子
¥2,200
古本 石牟礼道子 著 講談社 昭和44年 第一刷 カバーヤケヨゴレ、三方ヤケシミ
-
対談集 樹の中の鬼 / 石牟礼道子
¥1,300
古本 石牟礼道子 著 朝日新聞社 1983 第一刷 カバースレ、カバー少しヤブレ、カバー背色あせ、本体スレ、見返しレッテル剥がしあと、小口少ヨゴレ、経年感ありますが本文は良好です。
-
山上の蜘蛛 / 季村敏夫
¥4,500
古本 季村敏夫 著 みずのわ出版 2009 初版第一刷 カバーヤケ、カバーヨゴレ、見返しレッテル跡
-
つくる人になるために 若き建築家と思想家の往復書簡
¥2,420
SOLD OUT
新刊本 灯光舎 2023年 以下、灯光舎ホームページより 著者:光嶋裕介・青木真兵 画:青木海青子 建築する日々に励みながら、旅先でのスケッチや執筆活動にも精をだす若き建築家と、奈良の山村に私設図書館をつくり、執筆や自主ラジオなど様々な形でメッセージを発信する若き思想家が、些細な日常の出来事や思索をつぶさにみつめて綴った往復書簡。 私たちにとって「つくる」とはなにかを問いかけ、つくる喜びについて対話を重ねながら、生き物として生きやすい社会を模索していく。
-
家族の深淵 / 中井久夫
¥1,000
SOLD OUT
古本 中井久夫 著 みすず書房 1995 カバーヨゴレ、天小口少シミ
-
1930年代 青春の画家たち
¥1,500
古本 創風社 1994初版第1刷 カバー少ヨゴレスレ
-
沖縄シャウト
¥2,200
古本 砂守勝巳 著 講談社文庫 2000 第一刷 三方少ヤケ、帯背色あせ
-
極楽ですか
¥1,600
SOLD OUT
古本 谷川 雁 著 集英社 1992 第一刷
-
「沖縄」に生きる思想
¥4,500
古本 岡本 恵徳 著 未来社 2007年初版第一刷 しおり紐切れそうです、カバー少ヨゴレ、小口少ヨゴレ
-
幻影の明治
¥1,700
古本 渡辺京二 著 平凡社 2014年 初版第一刷 後ろ見返し古書店レッテル貼り付け
-
上野英信と沖縄
¥2,800
古本 上野英信追悼文刊行会 編 ニライ社 1988年発行 カバースレヨゴレ、天シミ
-
画文集 炭鉱に生きる
¥1,000
古本 A0045 山本作兵衛 著 講談社 新装版 2011年第三刷
-
見えるものと観えないもの
¥1,000
古本 A0044 横尾忠則 著 対談録 筑摩書房 1992年第三刷 カバー背色あせ、天少シミ、見返しシミ、1ページ開きグセ、一箇所括弧閉じの書き込み(写真)、帯ヨゴレ色あせ
-
チッソは私であった
¥1,210
SOLD OUT
新刊本 A0037 緒形正人 著 河出書房新社 河出文庫 2022年第二刷
-
月金帳
¥1,000
SOLD OUT
古本 A0055 石田 千、牧野 伊三夫 著 港の人 2021年初版第一刷