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甘藍の芽 / 城水めぐみ
¥1,760
SOLD OUT
新本 城水めぐみ 著 港の人 2023 初版第一刷 関西在住の新鋭川柳人のはじめての川柳句集。川柳という十七音字の世界で、みずみずしい感性により言葉と自在に楽しみ、出会う。 装丁 佐野裕哉 ■収録作品より わたくしの生る樹につま先が触れる くちぶえがきこえる春のくぼみから 目印のキリンの柄が消えた町 鳥だった頃の名前で呼んでみる 月へ行く たぶんあなたじゃないひとと ■著者 城水めぐみ(しろみず・めぐみ) 岡山県出身、兵庫県在住。2016年より現代川柳を作句。『現代川柳かもめ舎』『現代川柳』会員。 ■目次 こなごな るるるるる 結び目 モノクロ りんごのうさぎ キャベツ
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架空線 / 澤直哉
¥2,200
SOLD OUT
新本 澤直哉 著 港の人 2023 初版第一刷 今、これほど澄みきった声で本を、詩を、語ることのできる人がいるだろうか。 若きロシア文学者による渾身の散文集。 本も詩も、降って生るのを寝て待つのでなく、立ち上がり、足で強く地を蹴って、空を切るように手を伸ばし、架空を束の間摑んで作られる。だから人の心をかくも狂わせ、慄わせ、高鳴らせる。──本書「跋」より 装丁 港の人装本室 ■内容 「本をめぐる こころの ことばの 形にふれる」 文芸科の学生たちへ向けた講義をもとにした文章。戸田ツトムらブックデザイナーや文学者たちの言葉を引用しながら「人のこころのあり方」「ことばとは何か」に遡って、私たちの生と死の姿としての書物を考える。 「発生へ」 ある少年と交わした会話をきっかけに、心に湧き上がる数々の思い出や詩人たちの横顔をつづる。詩のことばの響きを基調低音に、生命の内奥へと歩みを進める書きおろしエッセイ。
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三國玲子全歌集 / 三國玲子
¥8,200
古本 三國玲子 著 短歌新聞社 H17再販 箱にシミヨゴレあり
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空と樹と / 長田弘
¥2,200
古本 長田弘 著、日高理恵子 画 ECRIT 2017 第3刷
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女中 / 松浦寿輝
¥8,400
古本 松浦寿輝 著 七月堂 1991 夫婦函少スレイタミ、天金剥がれ気味、開きぐせ2頁
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翅の伝記 / 時里二郎
¥3,200
古本 時里二郎 著 書肆山田 2004 第2刷 カバー少ヤブレあり(1cm程)、他は良好
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春になればうぐいすと同じに / 永瀬清子
¥2,500
古本 永瀬清子 著 思潮社 1995 カバースレ、カバーヨゴレ、本体表紙裾スレキズ
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王国の名 / 常原拓
¥2,200
常原拓 著 青磁社 2024 第7回俳人協会新鋭俳句賞準賞受賞の「秋草」所属の中堅俳人。待望の第一句集。
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西瓜 12号
¥500
SOLD OUT
短歌同人誌 西瓜発行所 2024 4月
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句集 櫻姫譚 / 田中裕明
¥11,000
古本 田中裕明 著 ふらんす堂 平成4年 表紙・帯スレヨゴレ、見返署名、栞は付属しません
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ロビンソン、この詩はなに? / 辻征夫
¥4,200
古本 辻 征夫 著 書肆山田 1988 初版第1刷 カバーヨゴレ、天シミ
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街のスタイル / 衣巻省三
¥3,850
新本 衣巻省三 著、山本善行 選 国書刊行会 2024 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 衣巻省三は馬込村文士の一員として、盟友・稲垣足穂とともに幻想味のある作風が高く評価されたモダニズム作家・詩人。モダニズムの華やかなりし昭和初期にボン書店などから刊行された著書はいずれも稀覯本。戦後は容易に読むことができない状態が続き、これまで幻の作家とされてきた。 左川ちかや北園克衛などのモダニズム文学が読み継がれるなか、マイナーポエットの雄として古本通から注目が集まる。モダンな雰囲気のなかにも、清冽な叙情とある種の悪戯心に溢れた詩作品、幻想味からメタフィクションまで作風の広い中短篇など、現代の読者が読んでも不思議な輝きを感じさせる。 長篇小説「けしかけられた男」は第一回芥川賞の有力候補になり、足穂や左川のほかにも、これまで萩原朔太郎、伊藤整、川端康成などが高く評価してきた。意外なところでは名フォーク歌手の高田渡が詩「アイスクリーム」を取り上げている。 本書は古本ソムリエ・山本善行氏の撰による、令和の世に贈る90年ぶりのオリジナル作品集である。
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酒食年表第三 / 寺島珠雄
¥8,800
古本 寺島珠雄 著 エンプティ 1998 小口スレあり
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私運転日記 / 大崎清夏
¥1,980
新本 大崎清夏 著 twililight 2025 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 紹介 中原中也賞受賞詩人・大崎清夏による初めての丸ごと一冊日記の本。 “出会っても出会っても、歳をとればとるほど、自分のことをどこから話せばいいかわからない感じになっていくのだろう。だから深い関係がほしいのかもしれない。だから日記なんか書くのかもしれない” 「ほんとうにひとりのひとり暮らし」を機に、日記をつけ始めた詩人。 島での免許合宿、ソロハイク、初めてのドライブ…… 40代の広すぎる道を、確認しながら自分で運転してゆく日々が始まった。 “たぶん私はいま、自分の外に出ていきたいのだろう。 風で道の脇に落ちた、小枝のようなものになりたいのだろう。 そういう私自身を、じっくり引き受けてやりたいと思う” “忘れたくないことも、忘れがたいことも、早く忘れたいことも、日記に書いてしまえば、安心して忘れられる。すべて忘れても何ひとつ忘れることなんてないことを、日記を書くことは慰めてくれる” 装画・挿画:nakaban デザイン:横山雄
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イギ / 千種創一
¥1,980
新本 千種創一 著 青磁社 令和4年 『砂丘律』、『千夜曳獏』と存在の根源的な孤独に向き合いながら短歌を詠み継いできた千種創一が放つ初の詩集。 短歌を素地とした確かな修辞力で現代詩に新たなページを刻む一冊。 中東の難民、テロ、そしてジェンダーなど現代社会が抱える諸問題に真っ向から取り組んだ意欲作。 2021年現代詩「ユリイカの新人」受賞。
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千夜曳獏 / 千種創一
¥1,980
新本 千種創一 著 青磁社 令和3年 第2刷 歌壇内外に旋風を巻き起こした第一歌集『砂丘律』から四年・・・ 沈黙を破って待望の第二歌集。 四六判変形並製 246ページ
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英語版 住宅顕信句集 未完成 Unfinished
¥8,600
古本 住宅顕信 著 中岡尚美 黒瀬紘子 編 廣陽本社 2003 対訳、正誤表付き
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アジアについて / 永瀬清子
¥5,500
SOLD OUT
古本 永瀬清子 著 黄薔薇社 1961 表紙スレヨゴレ、天ヤケ、経年感あります、見返しページ切り取り(写真)
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髷を切る / 芳賀博子
¥1,320
新本 芳賀博子 著 青磁社 2023 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 2018年に出版された著者2冊目の川柳句集「髷を切る」を文庫化。 文庫化に際し新章を追加。 帯、解説:町田康 ●芳賀博子 1961年、神戸市生まれ。30代に時実新子の川柳と出会い、師事。「時実新子の川柳大学」元会員。句集『移動遊園地』(編集工房 円)、『髷を切る』(青磁社)。2021年、川柳を中心にことばの魅力をウェブで楽しむ会「ゆに」を創立、同会代表。
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ひとが詩人になるとき / 平川克美
¥2,090
新本 平川克美 著 ミツイパブリッシング 2024 第1刷 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 詩を書くことで、ひとは詩人になる―― 言葉が蹂躙される時代に放つ、極私的詩人論。詩人に憧れながら実業家として半生を歩んだ著者が、幾度となく読み返してきた作品を再考察。なぜ、彼ら彼女らは詩人になったのか、その謎に迫る。「言葉が鍛えられる場所」シリーズ、待望の第3弾。 もくじ 第1章 堀川正美 新鮮で苦しみ多い日々 第2章 黒田三郎 場違いな場所で途方に暮れているひと 第3章 茨木のり子 彼女がひとりで立っていた場所 第4章 小池昌代 欠如という存在感 第5章 黒田喜夫と「列島」の詩人たち 革命の知らせはついに届かず 第6章 友部正人 倫理的な吟遊詩人 第7章 清水哲男と清水昶 際立つ個性が描いた双曲線 第8章 北村太郎 敗者の直喩 第9章 下丸子文化集団 工場の町に生まれた詩 第10章 小田嶋隆 誰よりも詩を憎んだ男が愛した詩 第11章 伊藤比呂美 現代の言文一致 第12章 鶴見俊輔 この世界を生き延びるための言葉 第13章 寺山修司 虚構が現実を越える瞬間に賭ける 第14章 石垣りん 生活者の芯 第15章 吉本隆明と立原道造 硬質な抒情の前線 第16章 批評的な言葉たち 言葉の重奏性をめぐって
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アルテリ 十六号
¥1,320
新本 アルテリ編集室 2023 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 熊本発の文芸誌の16号。今回は2022年12月にお亡くなりになった渡辺京二さんの追悼号です。 水俣病闘争の時代からお付き合いのあった人、会いに通った人、ご家族、編集者、数えるほどしか会えなかった人、叱られた人……それぞれの思い出を語ってくださいました。 前号に引き続き石牟礼道子さんの日記も掲載。解説は梯久美子さん。石牟礼道子さんからの献花として「花を奉るの辞」も掲載いたしております。追悼号が渡辺さんの著作を読むきっかけになってくださればうれしいです。 _____ 〈目次〉 渡辺京二 「短歌」 山田梨佐 「父について」 町田康 「懼の持続」 池澤夏樹 「亡き人からの便り/今は行けない二つの場所」 伊藤比呂美 「読んだかね」 石牟礼道子 「日録⑧」 平松洋子 「ふたりでひとり」(日録解説) 石牟礼道生 「渡辺京二様 有難うございました」 米本浩二 「夢も闘争も革命も 渡辺京二さんを悼む」 松下純一郎 「あの日の激高、渡辺京二さんのこと」 磯 あけみ 「立葵が咲いていた」 坂口恭平 「故郷」 髙山文彦 「一本の樹木」 大津 円 「『バカ娘』からの手紙」 西 泰志 「怖くて優しくてカッコよすぎる人」 田尻久子 「エクレアといなり寿司」 平田洋介 「マイクにゴン」 浪床敬子 「渡辺京二は何者だったか」 阿南満昭 「困った人だった」 石牟礼道子 「花を奉るの辞」
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アルテリ 十七号
¥1,320
新本 編集:アルテリ編集室(橙書店)P138 A5判 2024年2月刊 デザイン:大畑広告準備室 装画:アオ 橙書店発行の文芸誌17号。表紙はアオさんが描いた石牟礼道子さん。今回は、一九七三年から七四年にかけての渡辺さんの日記の後半を掲載しています。忙しく動きまわり、ほぼ毎日何かしらの本を読了している若き渡辺京二さんの日記です。石牟礼道子さんの日記も引き続き掲載。石牟礼さんの頭の中をそっとのぞいているようでどぎまぎします。日記解説は当時をよく知る磯あけみさん。初登場の藤原辰史さんは、石牟礼さんとの大切な思い出をわけてくださいました。谷川俊太郎さんや池澤夏樹さんなど、おなじみのメンバーも登場します。お楽しみください。 〈目次〉 谷川俊太郎 「木を呼ぶ」 池澤夏樹 「自分の痕跡」 藤原辰史 「石牟礼道子さんから受け取ったもの」 吉本由美 「あなたとならどこまでも」 石牟礼道子 「日録⑨」 磯あけみ 「握り飯半分こ」(日記解説) 坂口恭平 「歌」 水野小春 「窓辺の裸婦」 渡辺京二 「日記抄⑤」 田尻久子 「ヒメツルソバ」 浪床敬子 「連理の枝」 ゆうた 「国と憲法と私」
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木島始詩集 復刻版
¥1,200
古本 木島始 著 コールサック社 2015年初版 カバースレ、カバー帯ヨゴレ、天小口少シミ
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句集 健啖 / 岸本尚毅
¥6,600
古本 岸本 尚毅 著 花神社 平成11年 初版第1刷 カバー背色あせ、カバー少スレ、カバー裏面シミ、本文は良好です。