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世界の伝統服飾 ー衣服が語る民族・風土・こころー
¥1,200
古本 文化学園服飾博物館 文化出版局 2001 第一刷 カバー裾スレ、カバー裾剥がれ少、天少ヤケ、小口少ヨゴレ
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甘藍の芽 / 城水めぐみ
¥1,760
SOLD OUT
新本 城水めぐみ 著 港の人 2023 初版第一刷 関西在住の新鋭川柳人のはじめての川柳句集。川柳という十七音字の世界で、みずみずしい感性により言葉と自在に楽しみ、出会う。 装丁 佐野裕哉 ■収録作品より わたくしの生る樹につま先が触れる くちぶえがきこえる春のくぼみから 目印のキリンの柄が消えた町 鳥だった頃の名前で呼んでみる 月へ行く たぶんあなたじゃないひとと ■著者 城水めぐみ(しろみず・めぐみ) 岡山県出身、兵庫県在住。2016年より現代川柳を作句。『現代川柳かもめ舎』『現代川柳』会員。 ■目次 こなごな るるるるる 結び目 モノクロ りんごのうさぎ キャベツ
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架空線 / 澤直哉
¥2,200
SOLD OUT
新本 澤直哉 著 港の人 2023 初版第一刷 今、これほど澄みきった声で本を、詩を、語ることのできる人がいるだろうか。 若きロシア文学者による渾身の散文集。 本も詩も、降って生るのを寝て待つのでなく、立ち上がり、足で強く地を蹴って、空を切るように手を伸ばし、架空を束の間摑んで作られる。だから人の心をかくも狂わせ、慄わせ、高鳴らせる。──本書「跋」より 装丁 港の人装本室 ■内容 「本をめぐる こころの ことばの 形にふれる」 文芸科の学生たちへ向けた講義をもとにした文章。戸田ツトムらブックデザイナーや文学者たちの言葉を引用しながら「人のこころのあり方」「ことばとは何か」に遡って、私たちの生と死の姿としての書物を考える。 「発生へ」 ある少年と交わした会話をきっかけに、心に湧き上がる数々の思い出や詩人たちの横顔をつづる。詩のことばの響きを基調低音に、生命の内奥へと歩みを進める書きおろしエッセイ。
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能力で人を分けなくなる日 / 最首悟
¥1,540
新本 最首悟 著 創元社 2024 本書は、著者の第4子で重度の知的障害者である星子さんとの暮らしや、津久井やまゆり園事件の犯人「植松青年」との手紙のやりとり、また1977年から通った水俣の地と水俣病などについて、10代の3人の若者に語った記録である。能力主義と優生思想、人とのかかわり、個・自立・責任、差別、脳死、人の生死といのち……などをめぐって話しあい、いのちに価値づけはできるのか、「共に生きる」とはどういうことかを考える。
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デレク・ジャーマンの庭
¥4,180
新本 デレク・ジャーマン 著、ハワード・スーリー 写真、山内朋樹 訳 創元社 2024 第一版第1刷 不朽の名作、約30年ぶり待望の新訳復刊! 不朽の名作 『Derek Jarman's Garden』が、 製版のデジタルリマスターにより、 約30年ぶり待望の新訳復刊! 〈没後30年記念出版〉 * 映像作家デレク・ジャーマンの 詩的でクィアな庭づくり 〈庭の生と死が、いつしか 「ぼく」の生と死を映し出す——〉 * 1994年、AIDSでこの世を去った 映像作家のデレク・ジャーマン。 彼は晩年、イギリス南東部の最果ての岬、 原子力発電所にほど近いダンジネスに移り住む。 死の直前まで慈しみ育て続けた プロスペクト・コテージの庭は、 いつしか彼の生と死を映し出し——。 写真家ハワード・スーリーの 美しい写真とともに綴られる、 ジャーマンの穏やかな日々と 秘められた激情。 庭や植物、友人たちや恋人たち、 自身の病と死について—— 生前最後のエッセイを、 美学者であり庭師でもある訳者によって、 ついに新訳復刊! ※植物リスト付
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小津安二郎全発言 1933~1945
¥4,000
古本 小津安二郎 著、田中眞澄 編 泰流社 1987 初版第1刷 本体背天少ヨレ、カバースソテープ貼り後、小口シミヨゴレ(写真)
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波打ちぎわの物を探しに / 三品輝起
¥1,980
新本 三品輝起 著 晶文社 2024 私たちはどうして物を買い、所有するのだろうか 東京西荻で20年間続く雑貨屋「Fall」の店主によるエッセイ集 物の売買を巡る状況は刻々と変化している。いままさに波にさらわれんとする物の価値をひとつずつひろいあげる珠玉のエッセイ集。本、アート、工芸、情報、音楽、おしゃれ、サブカル、聖と俗……、ゆらぎ続ける世界のはざまで生きのびる方法をケレン味のない筆致で綴る。
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三國玲子全歌集 / 三國玲子
¥8,200
古本 三國玲子 著 短歌新聞社 H17再販 箱にシミヨゴレあり
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被災物 モノ語りは増殖する
¥3,850
新本 かたばみ書房 2024 姜信子、川内宏泰、志賀理江子、川島秀一、川内明美、東琢磨、被災物ワークショップ参加者 宮城県気仙沼市のリアスアーク美術館には、東日本大震災の被災物が展示されています。被災物は、単に「破壊された物体」ではなく、それらが使われていた震災以前の暮らしや日常、被災者が抱える思いの記憶です。日常の中にあったころの気配を残す一つ一つの被災物に宿る記憶の"モノ語り"をとおして、他者の記憶を共有し、継承し、命を繋いでいく。このささやかなモノたちが語る記憶に応答する試みが収められています。 姜信子さんによるワークショップの記録、志賀理江子さんによる撮り下ろし写真を収録。
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かえるはかえる / 小山田浩子
¥1,980
新本 小山田浩子 著 taillight 2023 パイプの中のかえる2 「目の前のひとつひとつを信じて書いていけば小説になる」 twililight web magazineでの2023年4月~9月の連載に、書き下ろし2本をくわえた、作家・小山田浩子による第2エッセイ集。 「いまの普通はすぐ普通ではなくなるし私の普通と他の人の普通も全然違うしお互いの普通でなさもものすごく食い違う、でも私たちはそのことをいちいち口に出し確かめ合ったりしないで日々過ごしていて、だからこうして自分の普通や普通でなさを書き留めておく機会は本当にありがたかった。」
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空と樹と / 長田弘
¥2,200
古本 長田弘 著、日高理恵子 画 ECRIT 2017 第3刷
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女中 / 松浦寿輝
¥8,400
古本 松浦寿輝 著 七月堂 1991 夫婦函少スレイタミ、天金剥がれ気味、開きぐせ2頁
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翅の伝記 / 時里二郎
¥3,200
古本 時里二郎 著 書肆山田 2004 第2刷 カバー少ヤブレあり(1cm程)、他は良好
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春になればうぐいすと同じに / 永瀬清子
¥2,500
古本 永瀬清子 著 思潮社 1995 カバースレ、カバーヨゴレ、本体表紙裾スレキズ
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STREET ART IN AFRICA アフリカのストリートアート
¥1,000
古本 Wonder art production 2003 2004年 第2版 表紙少色あせ、表紙少スレ、三方少ヤケ
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わきあがるかたち アフリカ美術展
¥1,200
古本 H15 広島県立美術館 仮面・染織からストリートアートまで 表紙スレ、背色あせ、三方少ヤケ
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『忘れられた日本人』をひらく / 若林恵・畑中章宏
¥1,760
新本 若林恵・畑中章宏 国鳥社 2023 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 不世出の民俗学者・宮本常一の主著のひとつであり、今なお愛され読み継がれる『忘れられた日本人』。そこに描かれた日本人の姿を、ノスタルジアや復古主義に陥ることなく、グローバリズムとナショナリズムとが錯綜する21世紀の世界のなかにいかに価値づけ、その可能性をひらくことができるのか。民俗学者・畑中章宏と編集者・若林恵が、「忘れられた日本人」の新たな姿をさがす、寄り道だらけの対話篇。
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王国の名 / 常原拓
¥2,200
常原拓 著 青磁社 2024 第7回俳人協会新鋭俳句賞準賞受賞の「秋草」所属の中堅俳人。待望の第一句集。
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西瓜 12号
¥500
SOLD OUT
短歌同人誌 西瓜発行所 2024 4月
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句集 櫻姫譚 / 田中裕明
¥11,000
古本 田中裕明 著 ふらんす堂 平成4年 表紙・帯スレヨゴレ、見返署名、栞は付属しません
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ロビンソン、この詩はなに? / 辻征夫
¥4,200
古本 辻 征夫 著 書肆山田 1988 初版第1刷 カバーヨゴレ、天シミ
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やさしさを教えてほしい / 谷川俊太郎
¥2,800
古本 谷川俊太郎 著 朝日出版社 1981 カバースレ、三方シミ
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街のスタイル / 衣巻省三
¥3,850
新本 衣巻省三 著、山本善行 選 国書刊行会 2024 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 衣巻省三は馬込村文士の一員として、盟友・稲垣足穂とともに幻想味のある作風が高く評価されたモダニズム作家・詩人。モダニズムの華やかなりし昭和初期にボン書店などから刊行された著書はいずれも稀覯本。戦後は容易に読むことができない状態が続き、これまで幻の作家とされてきた。 左川ちかや北園克衛などのモダニズム文学が読み継がれるなか、マイナーポエットの雄として古本通から注目が集まる。モダンな雰囲気のなかにも、清冽な叙情とある種の悪戯心に溢れた詩作品、幻想味からメタフィクションまで作風の広い中短篇など、現代の読者が読んでも不思議な輝きを感じさせる。 長篇小説「けしかけられた男」は第一回芥川賞の有力候補になり、足穂や左川のほかにも、これまで萩原朔太郎、伊藤整、川端康成などが高く評価してきた。意外なところでは名フォーク歌手の高田渡が詩「アイスクリーム」を取り上げている。 本書は古本ソムリエ・山本善行氏の撰による、令和の世に贈る90年ぶりのオリジナル作品集である。
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たんぱく質 / 飴屋法水
¥3,520
新本 飴屋法水 著 志賀理恵子 写真 Palm books 2024 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー なぜか生きている 私は 私が 生と死、獣と人、食べること、殺すこと、めぐりゆく記憶 この地球に生まれ、やがて去っていく、私のすがた、この世のはなし 「生」の根源を見つめる演劇作家の集大成! 志賀理江子が、飴屋法水の小説にむけて撮り下ろした写真 およそ30点が全編をとおして織りなされる あたらしい小説体験 「人という生き物は、どうして生まれて来たのだろうか 生まれて来る、生まれて来たこれに、いろいろな何かが詰まっている これをどうしてほしいと思うのだろう 誰かに、他人というものに 誰とどのように関わりたくて、この体には、こんないろいろが詰まったのか これが、こんな体が、形成されたのか いろいろな、たんぱく質とかで 焦げるとあの匂いのするたんぱく質とかで」