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架空線 / 澤直哉
¥2,200
SOLD OUT
新本 澤直哉 著 港の人 2023 初版第一刷 今、これほど澄みきった声で本を、詩を、語ることのできる人がいるだろうか。 若きロシア文学者による渾身の散文集。 本も詩も、降って生るのを寝て待つのでなく、立ち上がり、足で強く地を蹴って、空を切るように手を伸ばし、架空を束の間摑んで作られる。だから人の心をかくも狂わせ、慄わせ、高鳴らせる。──本書「跋」より 装丁 港の人装本室 ■内容 「本をめぐる こころの ことばの 形にふれる」 文芸科の学生たちへ向けた講義をもとにした文章。戸田ツトムらブックデザイナーや文学者たちの言葉を引用しながら「人のこころのあり方」「ことばとは何か」に遡って、私たちの生と死の姿としての書物を考える。 「発生へ」 ある少年と交わした会話をきっかけに、心に湧き上がる数々の思い出や詩人たちの横顔をつづる。詩のことばの響きを基調低音に、生命の内奥へと歩みを進める書きおろしエッセイ。
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空と樹と / 長田弘
¥2,200
古本 長田弘 著、日高理恵子 画 ECRIT 2017 第3刷
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女中 / 松浦寿輝
¥8,400
古本 松浦寿輝 著 七月堂 1991 夫婦函少スレイタミ、天金剥がれ気味、開きぐせ2頁
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翅の伝記 / 時里二郎
¥3,200
古本 時里二郎 著 書肆山田 2004 第2刷 カバー少ヤブレあり(1cm程)、他は良好
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春になればうぐいすと同じに / 永瀬清子
¥2,500
古本 永瀬清子 著 思潮社 1995 カバースレ、カバーヨゴレ、本体表紙裾スレキズ
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ロビンソン、この詩はなに? / 辻征夫
¥4,200
古本 辻 征夫 著 書肆山田 1988 初版第1刷 カバーヨゴレ、天シミ
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街のスタイル / 衣巻省三
¥3,850
新本 衣巻省三 著、山本善行 選 国書刊行会 2024 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 衣巻省三は馬込村文士の一員として、盟友・稲垣足穂とともに幻想味のある作風が高く評価されたモダニズム作家・詩人。モダニズムの華やかなりし昭和初期にボン書店などから刊行された著書はいずれも稀覯本。戦後は容易に読むことができない状態が続き、これまで幻の作家とされてきた。 左川ちかや北園克衛などのモダニズム文学が読み継がれるなか、マイナーポエットの雄として古本通から注目が集まる。モダンな雰囲気のなかにも、清冽な叙情とある種の悪戯心に溢れた詩作品、幻想味からメタフィクションまで作風の広い中短篇など、現代の読者が読んでも不思議な輝きを感じさせる。 長篇小説「けしかけられた男」は第一回芥川賞の有力候補になり、足穂や左川のほかにも、これまで萩原朔太郎、伊藤整、川端康成などが高く評価してきた。意外なところでは名フォーク歌手の高田渡が詩「アイスクリーム」を取り上げている。 本書は古本ソムリエ・山本善行氏の撰による、令和の世に贈る90年ぶりのオリジナル作品集である。
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酒食年表第三 / 寺島珠雄
¥8,800
古本 寺島珠雄 著 エンプティ 1998 小口スレあり
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私運転日記 / 大崎清夏
¥1,980
新本 大崎清夏 著 twililight 2025 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 紹介 中原中也賞受賞詩人・大崎清夏による初めての丸ごと一冊日記の本。 “出会っても出会っても、歳をとればとるほど、自分のことをどこから話せばいいかわからない感じになっていくのだろう。だから深い関係がほしいのかもしれない。だから日記なんか書くのかもしれない” 「ほんとうにひとりのひとり暮らし」を機に、日記をつけ始めた詩人。 島での免許合宿、ソロハイク、初めてのドライブ…… 40代の広すぎる道を、確認しながら自分で運転してゆく日々が始まった。 “たぶん私はいま、自分の外に出ていきたいのだろう。 風で道の脇に落ちた、小枝のようなものになりたいのだろう。 そういう私自身を、じっくり引き受けてやりたいと思う” “忘れたくないことも、忘れがたいことも、早く忘れたいことも、日記に書いてしまえば、安心して忘れられる。すべて忘れても何ひとつ忘れることなんてないことを、日記を書くことは慰めてくれる” 装画・挿画:nakaban デザイン:横山雄
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アジアについて / 永瀬清子
¥5,500
SOLD OUT
古本 永瀬清子 著 黄薔薇社 1961 表紙スレヨゴレ、天ヤケ、経年感あります、見返しページ切り取り(写真)
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ひとが詩人になるとき / 平川克美
¥2,090
新本 平川克美 著 ミツイパブリッシング 2024 第1刷 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 詩を書くことで、ひとは詩人になる―― 言葉が蹂躙される時代に放つ、極私的詩人論。詩人に憧れながら実業家として半生を歩んだ著者が、幾度となく読み返してきた作品を再考察。なぜ、彼ら彼女らは詩人になったのか、その謎に迫る。「言葉が鍛えられる場所」シリーズ、待望の第3弾。 もくじ 第1章 堀川正美 新鮮で苦しみ多い日々 第2章 黒田三郎 場違いな場所で途方に暮れているひと 第3章 茨木のり子 彼女がひとりで立っていた場所 第4章 小池昌代 欠如という存在感 第5章 黒田喜夫と「列島」の詩人たち 革命の知らせはついに届かず 第6章 友部正人 倫理的な吟遊詩人 第7章 清水哲男と清水昶 際立つ個性が描いた双曲線 第8章 北村太郎 敗者の直喩 第9章 下丸子文化集団 工場の町に生まれた詩 第10章 小田嶋隆 誰よりも詩を憎んだ男が愛した詩 第11章 伊藤比呂美 現代の言文一致 第12章 鶴見俊輔 この世界を生き延びるための言葉 第13章 寺山修司 虚構が現実を越える瞬間に賭ける 第14章 石垣りん 生活者の芯 第15章 吉本隆明と立原道造 硬質な抒情の前線 第16章 批評的な言葉たち 言葉の重奏性をめぐって
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木島始詩集 復刻版
¥1,200
古本 木島始 著 コールサック社 2015年初版 カバースレ、カバー帯ヨゴレ、天小口少シミ
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1930年代モダニズム詩集
¥2,200
古本 矢向季子、隼橋登美子、冬澤弦 著 季村敏夫 編 みずのわ出版 2019 初版第2刷
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枠 / 山村順
¥6,600
古本 山村順 著 第一芸文社 昭和40年 筒袋スレヤブレ、本体底シミ、本体スレ
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奥歯を噛みしめる 詩がうまれるとき
¥2,420
新本 キム・ソヨン 著、姜信子 監訳 2023 かたばみ書房 以下、出版社より 心の傷もわかりあえなさも、 すべてを詩にしたとき、母を愛せるようになった——。 痛みの声を聴く詩人が、母、父、心の傷、そして回復までの日々を語る。 奥歯を噛みしめて耐えること、奥歯を噛みしめて愛すること。 何もできなかったあのころ。それは、詩のうまれゆく時間であった。 生きることそれ自体が、詩になる。 それは特別なことではなく、 あなたの人生もまた詩なのだ。 寒さに震える心をそっと包み込む、かぎりなくあたたかな30篇のエッセイ。 「日本の読者へ」と、三角みづ紀(詩人)による応答エッセイを付す。
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忘れたステッキ / 武田豊
¥2,200
SOLD OUT
新本 武田豊 著、澤村潤一郎 選 龜鳴屋 2023 滋賀県長浜の町で、小さな古本屋「ラリルレロ書店」を営んでいた詩人武田豊は、詩人仲間や町の人から、おっちゃんと呼ばれて親しまれた。ダダから出発し、素朴な抒情が温もるもの、社会悪に抗うものから、おっちゃんらしいとぼけたユーモアやメルヘンを交えたもの、郷土への思い溢れるものへ、その詩風を追って、長浜生まれの編者が編んだ選詩集。
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詩日記 / 手塚敦史
¥1,000
SOLD OUT
古本 手塚敦史 著 ふらんす堂 2004年初版 表紙少ヨゴレ
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コーヒーカップの耳 / 今村欣史
¥2,200
古本 今村欣史 著 編集工房ノア 2001年発行 カバーヨゴレ
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私は地球 / 永瀬清子
¥4,600
古本 永瀬清子 著 沖積舎 昭和58年発行 ビニカバ少しヤブレ、カバー背色あせ 見返し署名入り
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詩集 春の落葉 / 舟山逸子
¥1,800
古本 舟山逸子 著 花神社 1978 初版第一刷 箱経年ヤケスレヨゴレ、後ろ見返しにレッテル剥がしあと 見返し献呈署名
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詩集 水甕 / 小西たか子
¥1,500
古本 小西たか子 著 湯川書房 2007 天少シミ、カバー少スレ
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珈琲館 / 小西たか子
¥1,000
古本 小西たか子 著 書肆青樹社 1996 初版 カバーシミヨゴレ、天シミ
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古本屋タンポポのあけくれ / 片岡千歳
¥2,860
SOLD OUT
新本 片岡千歳 著 夏葉社 2023 詩を愛する夫婦が 1963、高知に小さな古書店を開きました。「タンポポ書店」です。店には詩集も並んでいましたが、それ以上に雑本が並び、入り口には50 円均一の棚もありました。生まれてきた3人の子どもを養うため、夫は長距離トラックに乗り、妻は店舗だけでなく、催事場やスーパーでも古本を売ります。夫が病死しした後も、妻の片岡千歳さんは 2004 年まで、ひとりで「タンポポ書店」を続 けました。 本書は 2004 年に片岡千歳さんが自費出版した随筆集の復刊です。古本好きには知られていた本ですが、発行部数が少なく、長いあいだ入手困難の一冊でした。片岡さんの文章は生活に根ざした文章であり、あたたかみがあって、読む者の心を解きほぐします。本書は現在ではなかなか見られない「貼り箱」をつかった、贅沢な仕様です。一度といわず、何度でも読み返していただけたらうれしいです。(出版社より)
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朱の入った付箋
¥1,000
古本 和田英子 著 編集工房ノア 2005 カバーヨゴレ、カバー背少ヨレ、天少シミ、若干のゆがみあり